2016.9.14
  「むちゃぶりに応える」

                                             主任主査 下重 敬子


 わたしの信条に『むちゃぶりにこたえる』という言葉があります。
 むちゃぶりに応えてこそ。
 思えば自治研修センターにやってきたのもそうかもしれません。『行ってみない?』と言われ、なんとかなるさ、とりあえず、やってみようと決めました。でも、人前で喋るのも苦手、頭もキレるわけではない、仕事も特別できるわけではない、わたしがなぜ。
 なんとなく迷っていたわたしに答えとなるような、導いてくれたのはあるミュージシャンでした。福島県郡山市出身で広告やコマーシャルを制作し、県内で風とロックという音楽フェス(2016年は9月18・19日に白河市で開催)を開催している箭内道彦さんは『むちゃぶりの鬼』と言われています。その箭内さんにむちゃぶられた彼は言いました。『応えろ』と。『やってみろ』と。それにまんまと心を揺さぶられ、ふくしま自治研修センターにやってきました。(でも自治研修センターの皆さん、むちゃぶらないでください)

 私の出身は県南の塙町(はなわまち)です。茨城県に近く、ひと夏を福島市で過ごし、塙町はなんと過ごしやすい町だろうと実感しています。雪もあまり降らず、災害にも強い町です(それに比べ福島市の暑さよ!これから長い冬を思うと・・・。)
 塙町と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。古くは木の町(今も製材工場や木材市場があり、工場の近くではなんともいえない木のいいかおりがします)、今はダリアでしょうか。
 ダリアはメキシコ原産です。夏から秋、霜が降りるまで一番花、二番花と次々楽しませてくれます。
 湯遊ランドはなわという温泉宿泊施設にあるダリア園には300種類のダリアがあると言われており、ダリア祭りを開催中です(イベントも各種実施しています)
 ダリアの切り花はあまり長持ちしませんが、近年は結婚式やお葬式、テレビ、雑誌等で多く使われています。皆さんも知らず知らずのうちにダリアを目にしていることと思います。塙町から東京・大田市場にも出荷されており、テレビ等で目にするダリアは塙町のものしれません。
 なぜ、結婚式やテレビでダリアが多用されているのか、ダリアは小さいものから大きいものまでたくさんあり、大輪だと30センチから50センチ以上あり(顔が隠れるくらいの大きさです)、一輪で存在感があり、見栄えがする。また、色・形も多種多用だからだと言われています。
 ダリアは寒暖の差によって色が濃くなります。夏の暑い時期よりこれからの季節がおすすめです。

 みなさん、ぜひ、塙町へ足を延ばし、ダリアをご覧ください。湯遊ランドのダリア園だけでなく、各学校、老人会でもミニダリア園をご覧いただけます。
 そして、道の駅はなわでしか食べられないダリアソフトクリームをご賞味ください。また、ふるさと納税の返礼品でもダリアの切り花やダリア染め製品、ダリアの球根の漬物などもありますので、塙町、遠くて行けないという方はこちらもおすすめです(とってつけたようにPRしてみました)


     


         ダリア切り花コンテスト

※ このコラムは執筆者の個人的見解であり、公益財団法人ふくしま自治研修センターの公式見解を示すものではありません