2016.9.28
  「『まなべこ』に来てみらんしょなし!」

                                             主任主査 渡辺 智雄


 会津若松市歴史資料センター「まなべこ」は、平成27年8月に本格オープンした会津若松市の新名所です。
 元は市立図書館や「八重の桜」放映時の大河ドラマ館として使用していた建物を活用し、さまざまな歴史資料を展示したり、歴史に関する講演会や、まちなかの旧跡をめぐる歴史ツアーなどを開催しています。
 会津若松市には福島県が誇る「福島県立博物館」がありますが、「まなべこ」は、空いた時間に気軽にサンダル履きで見にいけるような雰囲気の施設であり、入場も無料です。
  「まなべこ」では主に、会津にゆかりのある人物や、文化・風俗などに焦点を当てた展示や企画を行っています。
 外観(出所:まなべこHP)

 展示コーナー(出所:まなべこHP)

 私、まなべこ大人サポーター 渡辺がご紹介する「まなべこ」おすすめポイントは、以下の3点です。
 1点目は、地元の人にもあまり知られていない会津の先人を紹介する「人物パネル」の展示です。会津には隠れた偉人・先人が沢山います。そういった偉人・先人を紹介しているのが「人物パネル」の展示です。1年に23回は展示を入れ替えているので、歴史通の方は、要チェックです!
 先人紹介(出所:まなべこHP)

2点目は、「まちなかの旧跡をめぐる歴史ツアー」です。会津若松市のまちなかには、今でも城郭や歴史的な町並みの跡が残されています。一人で歩いたら気付かないことが多いですが、会津の歴史に精通した解説者の方と一緒に歩くことで、いつもと違った町並みを体感できます。
 さらに、皆さんNHKの「ブラタモリ」をご覧になったことがありますか?今年の7月の放映で会津が取り上げられましたが、その時にタモリさん一行を案内した「近藤 真佐夫さん」が歴史ツアーの講師を務めることがあります。歴史ツアーに参加すると、近藤さんからブラタモリ撮影時の裏話などが聞けるかもしれませんよ?!

 3点目は、こどもさんに大人気の「体験コーナー」です。実際に会津若松市から発掘された土器に直接触れることができるコーナーや、何故か大人にも大人気な「石臼挽き(いしうすひき)」コーナーなどがあります。来て見て触って会津の歴史を体感してくださいね!

 詳しくは、下記のまなべこのホームページにアクセスしてみてください。この記事を見たみなさん、もう行ってみるしがながんべ~。スタッフ一同待ってんがらなし!


 「まなべこ」ホームページ:http://manabeko.com/



※ このコラムは執筆者の個人的見解であり、公益財団法人ふくしま自治研修センターの公式見解を示すものではありません