2018.4.11
 「AI」

                                副所長 戸田 郁雄


 
「空を超えて ラララ 星の彼方・・・」
 ご存じ、鉄腕アトムの主題歌です。
 「こんなこといいな できたらいいな あんなゆめ こんなゆめ いっぱいあるけど・・・」
 これもご存じ、ドラえもんの主題歌です。

  自分の少年時代、数あるアニメの中でも、鉄腕アトムやドラえもんは、コミック、テレビで
 親しませてもらい、大いに感動と勇気、元気、そして未来へのあこがれをもらいました。
  子供の頃よく夢見ていたものです。大人になった頃には、鉄腕アトムやドラえもんの世界に
 なっているのだろうと。
  ちなみに、鉄腕アトムの誕生日は2003年4月7日、ドラえもんの誕生日は2112年
 9月3日だそうです。

  AIと言われる人工知能。今、新聞でAIに関する記事を見ない日はないくらい、社会に進
 出してきています。AIロボットも今ではかなり進化してきています。また、レジのないコン
 ビニなど様々な分野で社会に役立つAI活用の検討が進められています。将来的には、AIの
 店にAIが買い物に行くようなことも可能になるとも言われています。AIが人間の生活や仕
 事を支援するツールとして活躍する時代になってきています。

  これまでにも、人間は生活や仕事を支援する様々なツールを開発してきました。アナログか
 らデジタルへ。私自身が仕事面で実際に経験したものとして、計算がそろばんから電卓へ、印
 刷がガリ版刷りからコピー機へ、文書が手書きからパソコンへ、連絡手段が固定電話から携帯
 電話や電子メールへ等々。パソコンを一例に挙げると、私の時代には手書きからワープロへ、
 ワープロからパソコンへと仕事の道具が変わっていきました。そして、職員一人にパソコン1
 台。これは大きな職場環境の変化、大転換だと感じたものです。大いに仕事のスピードを高め
 た一方、これを使いこなせないと仕事が進まない時代になり、パソコンの研修も大いに流行っ
 た時代がありました。私はパソコンの基礎的なことさえも四苦八苦しながら覚えたものですが
 字が下手であるためパソコンには大いに助けられ有り難く感じたものです。
  パソコンを上手に使いこなせれば、仕事のスピードが上がって効率的になり、これ程ありが
 たい道具はありません。キーボードを自分の手で叩き操作するパソコンは、人間が主役と言え
 ました。将来、AIに管理される、あるいは、AIの暴走というようなSF的な世界にはなっ
 てほしくないものです。
  愛される存在である鉄腕アトムとドラえもん。AIは「愛」と読むことができるように、是
 非、人間の未来がAIによってこれまで以上に愛ある社会となってほしいものです。

  福島県はロボット産業の集積に力を入れています。また、会津大学ではAIセンターを設置
 し世界トップレベルの研究・技術開発に取り組んでいきます。少子・高齢化や生産年齢人口の
 減少など様々な課題を解決していくために、人間がAIをどううまく使いこなせるか。行政分
 野においてもAIはかなり活用されるようになるでしょう。将来、ふくしま自治研修センター
 でもAIとの付き合い方などの講座が出現し、その講座の講師をAIが務めていたりするかも
 しれませんね。

 ※ このコラムは執筆者の個人的見解であり、公益財団法人ふくしま自治研修センターの
  公式見解を示すものではありません。