2018.8.1
  「study hard

                                   主幹 伊藤 智美


 
4月のコラムに続いて『政策研究会』PR第2弾をお届けします!
  前回コラム http://www.f-jichiken.or.jp/column/H30/318ito.html


 『政策研究会』とは、県や市町村、公社等団体の職員が少人数のグループに分かれて与えられ
たテーマ(地域課題)の解決に向けた政策を提言する活動です。
 今年度は、活動の調査研究フィールドを「葛尾村」に設定、葛尾村が抱えるリアルな課題として「村内施設の効果的な運営を視野に入れた交流人口拡大」に取り組んでいます。
 
 課題の村内施設として想定しているのは、昨年度再開した村唯一の宿泊施設「せせらぎ荘」や今年度オープンした「葛尾村復興交流館」、さらに住民の帰還に合わせて利用再開を期待しているいくつかの未利用施設などです。
 これらの施設を有効に活用すること、そして村全体の交流人口の拡大を図るためには、施設のこんな利活用の方法はどうか?あんな運営方法なら効果的ではないか?こういう方法で交流人口を拡大できないか?などを、研究員同士が議論し、現地を視察し、他の事例なども調査しながら、提言をまとめていきます。
 公募で集まった研究員は全部で15名です。郡山市、伊達市からは2名ずつ参加いただき、塙町と地元の葛尾村から各1名、ソトの視点として協力、参画してくれた葛尾むらづくり公社と福島大学うつくしま未来支援センターからもそれぞれ1名、あとは県の多様な部署から興味を持った職員が手を挙げて集まってくれました。

  初顔合わせは、5月15日にキッ
 クオフとなった第1回研究会でした。
 私自身も初対面の職員がほとんどで
 したので、半ば緊張気味でオリエン
 テーションを行いました。ところが、
 開始時間になっても、一人来ていな
 い?!所属に連絡して出発している
 ことを確認しつつ、途中で事故でも
あったのかと心配もしましたが、無事に到着し、全員そろって活動をスタートすることができ
ました。
 
 この日の活動内容は、こちらで報告しています。
  http://www.f-jichiken.or.jp/tyousa-kenkyuu/seisakukenkyukai/seisakukenkyukai.html


 第2回研究会は、6月4日に現地視察を実施しました。葛尾村で人々の交流を拡大する政策を考える上でポイントとなりそうな施設を巡り、村に戻って事業を再開している方々を訪問してお話を伺ったり、村の復興に尽力されている方々へインタビューするなど密度の濃い一日となりました。
 第2回の活動内容も政策支援部のHPで報告しています。
 http://www.f-jichiken.or.jp/tyousa-kenkyuu/seisakukenkyukai/seisakukenkyukai.html


  6月29日の第3回研究会では、ローカルビジネスの
 実践者を講師に招いてお話を伺うこととしました。岡山
 県西粟倉村で「 あわくら温泉元湯 」を経営されている
 井筒耕平氏(写真左)と長野県山ノ内町の温泉街再生を 手掛けた温泉街再生を手掛けた岡嘉紀氏(写真右)のお 二人から地域の資源を活用し、ビジネスとして成立させ


ていくご苦労や醍醐味などを本音ベースでお話いただきました。事業を興す過程や意欲ある若者を発掘して育てることの重要性、それらを行政がどうサポートしていけばよいのか、など多くのヒントをいただきました。


 あっという間にもう第4回となりますが、今回開催する研究会では、グループごとに自分たちのヒントになりそうな県内の施設等を選定し、視察することにしています。
 あるグループは、昭和村の旧喰丸小、三島町の観光交流館「からんころん」、また、別のグル
ープは須賀川市の藤沼湖自然公園や三春町の三春の里田園生活館などを視察したり、お話を伺っ
てきます。連日猛暑日が続く時期での視察となりますが、研究員には多くのヒントを見つけてき
て、自分たちの提言に生かしてくれることを期待しています。
  
 第3回の研究会から3つにグループに分かれています。
 事前に皆さんの希望を聞いたところ、希望を踏まえつつ、見事に1グループ5人ずつで編成することができました。3つのグループは、せせらぎ荘、葛尾村復興交流館、未利用施設をそれぞれメインの交流拠点として担当し、その施設を中心にしながら葛尾村全体の交流を活発化するための研究を進めていきます。
 回を重ねるごとに研究員それぞれの個性も少しずつ現れてきて、これからグループとしてのカラーがどんな風に発揮されていくのか楽しみです。

 第3回、第4回の活動報告もなるべく早くご紹介したいと思っております。 ぜひ、最後の提言発表まで見届けていただけたら嬉しいです。


※ このコラムは執筆者の個人的見解であり、公益財団法人ふくしま自治研修センターの公式見
 解を示すものではありません。